三つの治療方針

1. 患者中心の医療

これは古くから言われている言葉ですが、「言うに易く、行うに難し」です。私たちは、精神的に行き詰まったり、心を病んだりする人の話に先ず耳を傾け、それを受け止めて、その人が心の苦しみや病から回復していくための力添えとなれるよう努めてまいります。

 

2. チーム医療
一人の人を支えるためには、チーム医療が欠かせません。私たちの診療所にはスタッフとして医師、看護師、ソーシャルワーカー、臨床心理士がいて、みんなで知恵と力を合わせて援助を行ってまいります。

 

3. 地域との連携
必要な場合には訪問診療や訪問看護を行い、また地域にある公的機関や民間の施設と連携して援助を行ってまいります。

きさらぎ

陰暦の二月を如月(きさらぎ)と言います。きさらぎの語源はこの季節に草木などが生命を更新していく、そのできごと「生更ぎ」を指すと考えられます。富田林に隣接する河南町「弘川寺」は西行法師がその生涯を閉じたお寺です。西行はその波乱に満ちた人生の中で桜の花を深く愛していました。

 

 願はくは 花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ

 

桜の花の色を当院のイメージカラーとしました。桜色は気分を落ち着かせる色と言われています。そして、「きさらぎ」は「生更ぎ」とも書くことができます。この地で命を更新するように「生」を患者さん達と共に一日一日を大切にしていたいと強く願っています。